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てらこやブログ

【コツ】中学生のノートの取り方

名古屋市北区&守山区の皆さま、こんにちは!

上飯田駅から徒歩4分
生徒と保護者とのコミュニケーションを最も大切にする個別指導塾「てらこや上飯田校」の宇佐美です。

 

塾で生徒のノートをチェックしていると、「勉強しにくそうなノートになってしまっているな」と感じることが多々あります。

保護者の方からも、「字が汚い」「提出したノートの評価が低い」などの相談を受けることも少なくありません。

 

そこで、今回は、ノートのとり方のコツをご紹介しようと思います。

 

大切なポイントは以下の4つです。

 

・「美しい字」ではなく「丁寧な字」を心がけること

・行頭や文字のサイズを揃えること

・余白を大きくとること

・色は2色〜3色に抑えること

 

では、一つ一つ、具体的にご説明していきます。

 

 

◆美しい字、ではなく、丁寧な字で書くこと

 

一番大切なのは、字を丁寧に書くことです。当たり前のことと思われるかもしれません。

けれど、これを誤解している生徒さんは多いのです。

その子たちは、たいてい、こんな風に言います。

 

「だって、オレ(私)字、下手だから無理だし」

 

これが大きな誤解なのです。

 

字が下手だから美しい文字を書けない。

確かに、この理屈は分かります。

 

けれど、高評価のノートに求められるのは「美しい字」ではなく、「丁寧な字」なのです。

そして、「美しい字」は誰にでも書けるわけではありませんが、「丁寧な字」はどんな子にも書くことができます。気をつけて書けば良いのですから。

 

しかし、早く書くことに気を取られて雑に書いてしまう生徒は少なくありません。

 

意外にも、そういう傾向が強い生徒さんの中には、中学受験を経験した子たちも含まれています。

もちろん、中学受験経験者の全員が全員早く書くことに気を取られている訳ではありません。

あくまで「傾向」の話です。

 

けれど、受験に向けて問題数をこなすことに力を注いできた子たちは、文字をサッと書いてしまいがちなのです。

そうすると、どうしても雑な字になってしまう……。

 

丁寧に書くあまり時間をかけすぎてしまうのも良くありませんが、だからと言って明らかに雑に書いた字は、ノートの印象を悪くしますし、自分で復習する時さえ、分かりにくくなってしまいます。

 

普段からある程度丁寧な字を心がけていないと、学校に提出するノートの点数が低くなってしまうだけではありません。

癖づいてしまえば、テスト本番でも雑な字になってしまい、本来分かっている問題に‪✕がついてしまう可能性もあります。

 

ただのメモ書きであれば、自分にだけ理解可能な走り書きでも構わないかもしれません。

でも、それは例えば、スピードがとにかく必要なリスニング問題のメモ書きなどの場合に限ります。

 

学校への提出や宿題チェックのあるノートは、分かりやすく書いてある必要があります。

そうでなければ、他人から見て分かりにくいだけでなく、自分でも読みにくいものになってしまいます。

まして、テストの解答であれば、丁寧に読みやすい字で書くよう努めなくてはならないのです。

 

そのためにも、普段から「丁寧な字」を心がけるようにしていきましょう。

 

 

◆行頭や文字のサイズを揃えること

 

さて、丁寧な字で書かれていても、文字のサイズがバラバラだったり、列が乱れていては、ぐちゃぐちゃして分かりづらくなります。

大きさを統一し、また行頭を揃えて書くと、ぐっと見やすくなります。

 

行頭を揃える方法は簡単です。

まっすぐな折り目をつけて、行頭をそれに沿って書けばいいのです。

 

文字の大きさ、行頭をしっかり揃えて書けば、それだけで全体がピシッと整って見え、ノートを見直す際も理解が断然早くなるでしょう。

 

◆余白を大きくとること

 

見づらいノートを書く人の多くが、「もったいないから」と隙間なくキツキツに文字を詰めて書いています。

適度に余白を持たせると、パッと見た時の圧迫感がなくなり、また何が大切か分かりやすくなります。

 

さらに、余白があれば、あとから気がついたことを書き足すこともできます。

これは復習したり、テスト勉強をしたりする際にとても有効です。

新たな情報を加えることができる上、「気がついたことを書く」というアウトプット自体が理解を深めることにつながるからです。

 

◆色は2色〜3色に抑えること

 

ノートを美しく書こうとするあまり、色を使いすぎるのは、NGです。

あまりにも色が多いと、かえって何が重要か分かりにくくなりますし、美しく装飾することに気を取られ、内容が頭に入らない、といった事態にもなりかねません。

重要な部分のみ色を変えるようにすれば、すぐにそこが目に入ります。

 

極力シンプルにすることを心がけた方が、重要な部分が分かりやすくなります。

 

 

丁寧な字で、文字の大きさや行頭を揃えて書くこと。

余白は大きくとり、カラフルにしすぎないよう2色〜3色に色分けすること。

これらに注意すれば、ノートで高評価を取ることができるだけでなく、自分で復習する時の効率も格段に良くなることでしょう。

 

 

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2022年9月23日

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