【どう変わるの?】大学入試2020年問題とは
名古屋市北区上飯田の小中学生専門の個別学習塾TERAKOYAです。
昨日【大学入試2020年問題】を取り上げましたが、
今回はその件についてもう少し詳しく掘り下げていきたいと思います。
大学2020年問題と名付けていますが、特にその様な名称であるわけではなく、
以下に述べるような改革が予定されているということです。
■ 2020年に大学入試がどのように変わるのか?
①センター試験が廃止される
かつては「共通一次試験」という名称であり、現在は「大学入試センター試験(通称:センター試験)」と呼ばれていますが、
2020年の1月の実施を最後に廃止されます。
代わりに、新たに導入される予定なのが、
「高等学校基礎学力テスト」
「大学入学希望者学力評価テスト」です。
それではその二つのテストについてそれぞれ見ていくことにしましょう。
②高等学校基礎学力テスト
高等学校基礎学力テストといのは高等学校で身につけるべき学力の到達度を確認する位置付けです。
試験の対象者は高校2~3年生で、今まで受験は高校3年生が受けるものとされていたイメージが大きく変わることになるかもしれません。
またこのテストは2020年の改革を前に2019年からスタートします。
予定されているテストの概要は以下の通りです。
・導入当初は英・数・国の3教科で実施
・英語は「聞く」「話す」「読む」「書く」の4技能を図る
・CBTの導入を検討
・正誤式や多肢選択式など多様な出題形式
③「大学入学希望者学力評価テスト」
「大学入学希望者学力評価テスト」は、大学入学希望者を対象に実施されるもので、センター試験に代わるテストと想定されています。
センター試験と同じように、このテストの試験結果+各大学が実施する個別試験で合否が決まる、という仕組みとなります。
現在のセンター試験と異なる点は、実施時期です。
センター試験は、毎年1月に固定されていて、年に1回のみの受験です。
ですから、雪で電車が止まってしまったり、受験の為に泊まるホテルがなかったり、といった問題がニュースになっています。
この新テストは、年に複数回の実施が検討されています。実現すれば上記のような問題を避けることができるかもしれません。
予定されているテストの概要は以下の通りです。
・思考力・判断力・表現力の判断機能を強化
・理数は主体的な探究活動を行う科目へ
・英語は「聞く」「話す」「読む」「書く」の4技能を図る
・CBTの導入を検討
・選択式や記述式など多様な出題形式を問う
・解答者の判断を要する問題も出題
以上の様に、今までのセンター試験が廃止され、テストが複数回行われるようになるという変更です。
しかし、ただ単なる試験の変更であるならば、世間でこれだけ多く取り上げられることはありません。
その件に関しては次でさらに詳しく見ていきたいと思います。
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